基本概念
子どもが育つ基盤は人と人とのつながりであり、安心できる関係が重要になっていきま
す。
それはまず大人との関係からスタートしていきます。
大人との心地よい関係の中で、大人を人として意識し、大人と共感し認めてもらえる心地
よい関係から子どもの主体性、自尊感情を育み、大人から友だちへと世界が広がっていき
ます。
その基盤はどの子も一緒。発達のスピードは違っても発達の道筋は一緒です。
子どもたちの発達を促し、生きる力につなげていけるよう、一人ひとりに合った支援を
行っていきます。
一人ひとりに合った支援を保護者の方と一緒に考えます
まずは個別に子どもの姿を見せて頂き、保護者の方のお話しも聞かせてもらいながらど
のように関わりを進めていくとよいか一緒に考えさせて頂きます。
個別支援計画の作成を行います
一人ひとりの支援の仕方を保護者の方や相談支援事業所の相談員
の方と話し合いを基に個別計画を作成し、計画に沿った支援を行い
ます。
支援の進め方
✿新しい環境や人に慣れにくいお子さんは、まずは保護者の方も一緒に遊び頂きながら少
しずつスタッフや環境に慣れるよう進めます。
↓
✿慣れてきたら子どもさんとスタッフとの関わりを深めて、一緒に遊びながら発達を促し
ます。
↓
✿グループで友だちの様子を見ながら、自分もやってみようとする気持ちを育て、少しず
つ集団を広げていけるようにします。
支援の内容
✿幼稚園、保育園入園前の乳幼児期の早期支援
様々な遊びや生活を通し、人への関心を高め、一人ひとりの発達を促すための支援を行
います。
✿小集団であそびを通し、ルールの理解、友だちへの関わり方を身に付けていけるよう支
援を行います。
✿様々な活動経験を通し、見通しを持ったり、成功体験を増やし自信につなげ生活能力の
向上に向け、支援を行います。